Googleマップで口コミを集めればいいってもんじゃない

Googleマップで集客しない方がいいんじゃね?

今やGoogleマップは店舗集客では欠かせません。

ちゃんとリサーチしていないので、厳密には知りませんが、食べログやぐるなびより影響力があるように感じます。

Googleマップを使って集客をしましょう!とそれ専門にやっている代理店などは、強く推してきますが、Googleマップで集客しないほうがいいんじゃね?と思う店舗もたくさんあるわけです。

生成AIによるイメージ画像です
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どういうお店がGoogleマップに合わないか?

それは、どういうところかというと、地元の客で繁盛している小さなお店がそうです。

もちろん、多店舗展開を狙っているなら話は別ですが。

ある居酒屋のはなし

昔、早稲田にオフィスがあった時、そこに行きつけのお店がありました。夫婦+アルバイト一人やっているお店で、マックス30人くらいの小さなお店で、釣り好きな夫婦が釣ってきた魚がよく出てきていました。

夜ご飯を一人で食べにくる近所の人もいたり、まさに地元密着のお店で、安定的に繁盛していたと思います。

ある時から、そのお店が込み合うようになり、飛び込みで入れないのはもちろんのこと、予約をしてもいっぱいということが多くなり、私をはじめ会社の人もそこにはいかなくなりました。

Googleマップで評価が高く、遠くからお客さんが来るようになったのです。

お客さんいっぱいになったけど、それでいいの?

これって、このお店にとって良かったのか?疑問が残ります。

キャパは、30名。多店舗展開する予定もなければ、キャパを増やす予定もないお店。

地元は早稲田なので、働いている人、住んでいる人があまり減るような場所でもありません。

ご夫婦の年齢や跡継ぐ人もいるのかな?という点からしてあと、10年から20年くらい継続できればいいと思っているのではないか?と推測しています。

そんなお店なら地元の人に愛され続けた方が売り上げが安定するように思います。

Googleマップの口コミで来る遠くのお客さんは、リピートしにくいのです。

そんなお客さんが来ているうちは良いですが、来なくなったらどうなるのでしょう?

一回離れたお客さんは、なかなか戻っては来ません

Googleマップの口コミってコントロールできないやん問題、さてどうするの?

Googleマップの口コミをオーナーがコントールすることはできませんが、地元の常連が気軽に来店できる仕組みをきちんと作っておくことが肝要なのではないかと思ってしまうわけです。

地元のお客様感謝デー的なものを作ったりして、地元のお客さんが定期的に来店できる日を作って、案内するだけです。

公式Lineでセグメントしておいて、地元の人だけに告知をする。それだけです。

ホテルの施策ではよくあるはなし

居酒屋ではありませんが、ホテルでこんな施策があります。

人気アーチストのライブ(例えばちょっと昔なら、スマップのライブとか)があって、ライブ会場近隣のホテルが満室になる時でも、常連のビジネスマンのために空き室を用意しているホテルがありました。

こうすることで常連さんとのご縁が切れないようになります。常連さんとご縁が切れない配慮というのは、リピーター商売にとっては必須ですね。

あの早稲田のお店、どうなっているのかな? 今は早稲田から離れた場所にいるので、今後東京に行く際にはいってみたいものです。

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